ヨガ魂

ヨガをする為のヒント、参考

アサナを深める

f:id:yogimage:20211021071902j:imageアサナの面白いところは、アサナ同士を組み合わせて別のアサナを学んでいくところにある。

つまりアサナと身体の事がよく分かっていないとできない。なんてわけではなく身体の使い方は大体共通している。プルシャに対する背骨とそれに対するプラクリティである手足をどのように動かしていくのか?この関係性は身体に於いてはとても崩れやすい。背骨はとても影響を受け易いからだ。この背骨をいかにプルシャとして扱うか。

タダアサナ(サマスティティ)がアサナの基本になるが、これを理解してアサナをする事が大切だ。


他の人は他のものを持ってきてアサナと繋げていく。たとえば解剖学や理学療法、他の運動メソッド、流行りのボディワークの要素とか。それはそれでヨガという『結ぶ』という意味が表すとおり、ヨガだとは思うが別に結ばなくてもいいと思ってしまう。ヨガが好きなんだろね。中にはそこで安易に名前を付けて〇〇ヨガとか自分に制限をかけてしまう。もったいない話だ。


例えば、トリコーナアサナを深める為にブルックシャアサナとアルダバッタパドモッターナアサナを練習する。アサナとアサナがリンクして1つのアサナを深めていくという方法をとる。ここでは股関節から大腿部の動きに共通の部分があって一緒にやる事によってトリコーナアサナが深まっていく。

ただやってもダメだ。動かせばいいと思ってやっても股関節ではなく腰がまわってしまっては効果は出ない。この場合、腰は動かさないのが肝要なのだ。プルシャは動かないでプラクリティが変化していくのだ。

 

アサナの練習をする時はこうやって考えて組み立てていくと面白い。と最近は考えている。ヨガでいう2元論をアサナを通して考えていくとヨガ自体が深まっていく。ここが面白いところだ。